家庭での治療としては淡水浴がもっとも簡単な治療ですが、治療時の手順としては、30センチ水槽(バケツなどでも良い)に、カルキ抜きした水道水を入れヒーターなどで飼育水と同じ水温にして、pH上昇剤を入れpHを8.3ほどにします。念のためエアレーションもしてください。淡水浴の準備が整いましたら、魚を淡水浴水槽に入れます。pHを8.3に調整するのは、一般に水道水は弱酸性ですので、そこにカルキ抜き剤を入れると更に酸性が強くなる為、弱酸性の水に海水魚を入れますと、pHショックで横倒れして暫くの間、気絶してしまうのを防ぐ為です。
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上の画像は一度目の淡水浴です。一度目の淡水浴はpH調整をしませんでしたので、ご覧の通り横倒れしています。が、暫くすると意識が戻りまた泳ぎだします。


以下の画像は二度目の淡水浴時の画像です。
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淡水浴をすると透明なネオベネデニアがたちまち白濁して体表から離脱します。中にはなかなか体表から離れない個体がいて15分くらいしてようやく全ての固体が体表から離れました。

この時は念の為20分ほど淡水浴をしました。ネオベネデニア寄生症は一度淡水浴をしても本水槽に戻すと再寄生されます。ネオベネデニアについて調べてみますと、数回寄生を繰り返すと魚に抗体ができて寄生されなくなるとの事で、このイナズマヤッコも三回目の淡水浴でようやくネオベネデニアに寄生されなくなりました。しかし、その後、もう一尾イナズマヤッコを入れたところ、そのイナズマヤッコがネオベネデニアに寄生されてしまいました。

淡水浴後はネオベネデニアを水換えポンプなどで吸い出してから、海水魚の購入時の水合わせ要領で本水槽の飼育水を少しずつ入れてやり海水に慣らしてから本水槽に戻します。
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 2014_06_29


2013年1月から6月頃までのおよそ半年間、我が家でネオベネデニア・ギレレという寄生虫(ハダムシ)に寄生された症例を紹介致します。ネオベネデニア・ギレレに寄生されると、頻りに岩などに身体を擦りつけたり身体をブルブル震わせたり、寄生虫を振るい落とそうとして急前進(ダッシュ)したりします。この時点では、体表も鰭も綺麗な状態で寄生された事に気付く事は少なく、ネオベネデニア寄生症の未経験の方であれば、白点虫に寄生されたのかな?程度の事で様子見する事が多いのではないでしょうか。

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画像は通販購入して水槽に入れてから二週間ほど経過した時点で撮影したものです。この時点では可也のネオベネデニアに寄生されています。が、ご覧になってどこに寄生されているかお分かりになるでしょうか?。眼は白濁し鰭先は朽ちています。所々それらしいモノは分かりますが、ネオベネデニア・ギレレは透明なので白点虫寄生症のようにどれだけの固体が寄生しているかハッキリと見極める事は困難を極めます。

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予防としては購入した魚は淡水浴をしてから本水槽入れる事。しかし、淡水浴に弱い魚もいますので検閲水槽で様子見してから本水槽に入れる事をお勧めします。それを怠ると水槽内がネオベネデニアで蔓延する事態となり、他の魚にも寄生し治療も長期化してしまいます。







 2014_06_22


先月から真夏を思わせる暑さ続きでしたが、この時期(水温が30℃以上になる季節)になると水槽用クーラーを設置していない水槽では、扇風機などを稼動させ気化熱を利用した水温下げ対策を強いられます。また、水温上昇とともに溶存酸素濃度が減少して酸欠になってしまいます。

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60センチワイド水槽では以前からプロテインスキマー(カミハタ・海道達磨)を2台設置していました。

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60センチ規格水槽ではパワーヘッドによるエアレーションをしていたのですが、ハコフグ達の呼吸の早さから酸素不足と判断して、60センチ規格水槽にもプロテインスキマーを設置しました。設置後、呼吸もゆっくりになったので、溶存酸素濃度も十分になったと判断できます。設置したプロテインスキマー(カミハタ・海道達磨)は外掛け式なのですが、飼育水がスキマーに入ると可也の重量になるので、水槽枠に掛ける事は避け、台の上に置いて設置しています。台として使っているのは100均ショップで売っている小物入れで逆さにして使っています。60センチワイド水槽も同様です。また倒れないように付属のネジで軽く固定しています。

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どの魚を見ても口をあまり開いていないので、飼育水中の溶存酸素濃度が十分である事が伺えます。プロテインスキマーは汚れを濾し取ってくれると同時に酸素不足も解消してくれるのです。



 2014_06_15


今年の一月頃、飼育水の比重を1.026前後に設定し始めてから、
半年前に購入したライブロックが入っている60センチ規格水槽で、
クラゲの幼生が発生するようになりました。

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発生を見つけた時には10固体ほど居ましたが、そのうち8固体採取して、
30センチ水槽で一ヶ月ほど観察しておりました。(画像は採取した当時のものです。)

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横から見た体形です。

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僅かに成長しましたが、水換えだけで飼育環境を設置しておらず、
日毎に一固体ずつ消えてゆきました。カサの直径は5mmほどです。

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最近、時々数固体発生しますが、採取せずに放置しています。


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ハコフグ達はクラゲを見つけても食べようともしません。クラゲの種類名は分かりませんが、水質が変わると色々な海洋性生物がライブロックから出てきます。

飼い主の都合で強制を強いられる水質環境でしか生きられない生物の殆んどが死んでしまう中、実際生息している海洋に近い水質になると、それに適応できる海洋生物が発生するという良い事例ではないでしょうか。クラゲの場合はポリプという状態で冬季を過ごし暖かくなると覚醒しますが、比重変更や水温の上昇で発生したと思われます。しかし、どれだけのポリプが居るのでしょうか?。

自然界では決して出会う事はあり得ない魚達を、飼い主の都合で同じ水槽下で飼育をする訳ですが、当然、比重や水温、pH、餌など色々な要因で体調を崩して寄生症や感染症を患ってしまう固体がでてもおかしくありません。どの魚も調子良く成長できる水質環境を導き出してあげるのは、飼い主にとっての最低限の課題です。



 2014_06_07


クロハコフグの飼育も始めます。

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6月1日午前着。 ショップの生体説明では6~8センチくらいの固体と書いてありましたが、
10センチ程の固体でした。

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どうしたの君たち?。


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水槽に入れた当日は、餌には僅かに反応するも食べませんでしたが、今朝はホワイトシュリンプと海藻70(配合飼料)の摂餌を確認。今夜はホワイトシュリンプ、クリーン赤虫、海藻70を食べてくれたので、餌付けには苦労しない固体でした。


 2014_06_02



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

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